竹達彩奈 Live Tour 2014 Colore Serenata@中野サンプラザ(最終日)

ここのところ半年に一度の楽しみ、竹達さんのソロライブです。ツアーで三か所、全部行ってもよい勢いでしたが、前日の声優ライブクラスタ忘年会に参加したかったのと、前週はコミケの入稿直前で大阪だったことにより、最終日のみの参加となりました。12月は冬コミに落ちない限りはきつい…。

参考:ポニーキャニオンのライブレポート記事

会場・物販など

会場の中野サンプラザはライトアップされていて、写真を撮っている人も結構いました。最初はどうだったかわかりませんが、開場時刻を超えて到着したころには、物販は会場内。
CD先行でゲットした自席(プレミアム)は13列目でした。列数からするとしょんぼりですが、ここは12列目と13列目の間に通路があるので、そこの直後で視界は良い席です。CD先行で当たった通常席は31列目だったか。処分しようがなくて余らせました。同じ人に複数当選させなくてもいいのに…

本編から印象に残ったところを

クロレソルフェージュ〜ちょこっとHONEYCOMB〜週末シンデレラ

アルバム先頭のトラックを経て、作曲・筒美京平のこの曲からスタート。ライブが近くなってColore Serenataをランダムで作業BGMにしていたとき、自然とリズムを取ってしまって困った曲でした。最初に聴いたときは特に何も感じることは無かったんですが。そんな経緯があり十分にお気に入りになっていた曲で、最初からしっかりテンションあがりました。あの衣装(蜂?)はちょっと微妙な感じがしたけれども。
続いては週末シンデレラで、光り物はほっといてクラップしたくなるような曲の連続。イントロのはいはいはいGoは誰もやってくれないからか、もう竹達さんも言うのやめてましたねw

Sinfonia!Sinfonia!!!

HONEYCOMBから3曲続けて自分の中で最上位クラスの曲が…。なんという俺得セットリスト。この曲はいつも間奏が素晴らしいんだと主張するんだけども、この日は観客を煽っていて例のあれがなかったような。慣れてきたんだろうけど初々しさを失っとる…!(めんどくさいタイプのファン)

プリンセスの脱走計画

アルバム中、一番地味な曲でした。しかし、映像と台詞がついて本来あるべき姿であろう寸劇っぽくなると、だいぶ印象が変わるものですね。そしてこの曲、「プリン セス」のあたりの声の抜け方が素晴らしい。(ということに気づいた)

アニソンメドレー(カバー)

はっぴぃにゅうにゃあ とか azurite とか。この方向性は新鮮でいいですね。Kiss x sisの曲はいつ来ますか?Happyday, Happytimeすごい好きなんですけど。(たぶん永遠に来ません)
azuriteはソロだとやっぱり物足りなくて、なるほどこれはボーカルがソロだったり重なったり、あるいはソロだけども交代で入れ替わったりすることでメリハリが出来ている曲なんだなあと、改めて感心したのでした。

クレンジングラブ

「アルバムのリード曲」との事。えーそうなのか。松屋でも流れていた 永遠にキミのことを愛したいと言わせて のほうかと思っていました。PVは可愛いんですが、曲は地味すぎませんか。それはライブステージでも変わることはなく。唯一、ギターの音色がカッコイイナーというくらいの感想です。

Today

あまりキーが合っていない曲な感じがします。低い方が辛そうなのはどの曲でもそうだけど、サビがちょっとつらそう。

齧りかけの林檎〜CANDY LOVE〜わんだふるワールド

本編ラストは無難にシングル曲の連続で〆。ここまで盛り上がる曲をケチったわけでもないのに3連が残せるくらい、曲が充実したんですねえ。

アンコール

永遠にキミのことを愛したいと言わせて

いい位置に入りました。やっぱりアルバムの代表曲ってこれかHONEYCOMBなのでは…。
コール入れてオタクジャンプして盛り上がる曲ではないので、とりあえずまったり聞くかーという感じでしたが、よく見るとステージ上で沖井さんがピョコピョコ跳ねまくっているではないですか。おおなるほど、そのへんで跳ねるノリなのか。ライブBDが発売されたら見直して、ぜひ真似してぴょこぴょこしたいところです。サビのワンコーラス目のラスト4拍、だったかなあ。ライブレポをすぐ書かなかったために、うろ覚えになってしまいましたorz
アニソンはジャンルに縛られないから多彩!とか言いつつ、実はノリ方ってほんと少ないパターンしなかいんですよね、ヲタライブ。竹達さんは曲の毛色が違うこともあり、なんとか幅を広げたいものです。

特別曲

竹達さんの祖母のために歌った曲だそうですよ。
しかしそんな曲の背景、思い出を語るようなMCにまで絶叫を入れてレス貰おうとする奴はさすがに引きます。ドン引きです。

ふぁいっ!〜肉

ラストでーすというので、ああ肉かーと思いきやこっちでした。ええーそんな盛り上がる曲だっけ?と疑ってすまんかった。サビの分かりやすい振りも含めて、結構楽しい曲でした。
で、結局続いて肉ロックも来た。

総括

満足して2014年を終えられる、今回も最高のライブでした。作曲陣が濃くて曲はやたら質が高いし、バンドメンバーが楽しそうだし、ステージ構成が練られていて楽しいし、何も不満はありません。ステージ外で、チケットを確保するのが大変なくらいか…。2015年もついていきます。

2014年のセットリストは、全体的に決め所を肉ロックに頼った感じでした。ただ、ファンもアーティスト側ももう、この曲一曲だけ抜けているとは思っていないので、2015年はまた変わってくるでしょう。セットリスト全体を見渡しても、入ってなくて残念な曲がちらほら出てくるくらい曲が揃ってきました。正念場だし、きっとそこらの声優枠に収まらないで上に伸びていってくれる一年だと期待しています。