KOTOKO COUNT DOWN LIVE "BIG ARCH from 2014 to 2015"@メルパルク東京

何年ぶりかの、KOTOKOさんのカウントダウンライブです。調べたら前回参加したのは2010→2011でした。そのときは短くて消化不良感ばかりが残ったのですが、今回は普通に曲数ありましたね。

セットリスト参考:【セトリ速報】KOTOKO COUNT DOWN LIVE"BIG ARCH”2014→2015 | HappyPrismaticTones~KOTOKOさんの歌と笑顔と~

本編からいくつか雑感

玉置成実

こんなところで初めて生で出会うことになるのは。昔聴いていたのはラジアータストーリーズの主題歌をやっていた頃で、これは2005年のようです。それから10年か。アルバムのMake Progressは結構気に入っていました。
ステージはダンスに歌に、かなり手慣れた感じ。しかし見た目はすっかりおばちゃんになってしまって…。と思ったけども、年齢見たら竹達さんとほとんど変わらないではないですか。いったい彼女に何が?

愛美

あいみって読むのを知りました。いかにも最近の声優さんという感じですね。

Rock☆DE フルーツバスケット♪ 〜 年越し

この曲、ツアーの最初に参加したとき、間違いなく合いの手曲だと信じてめっちゃ練習して行ったんですよ。(参考:そのときのライブレポ)
あの時誰もやっていなかったので、そういうものではないだとすっかり忘れていたら、いつのまにかみんな仕上がってコール入れてるではないですか。なんなの!さすがに10か月間放置していては、思い出せるわけがありません。うーん残念。

年越し 〜 TOUGH INTENTION

アルジェヴォルンの曲が来ないわけがないのに、ろくに仕込めないまま出陣してしまいました。2014〆も2015頭もうろ覚えとは情けない…

Pure Heart

VA20thやShort Circuitで曲としては聴いていますが、KOTOKOバージョンは初めてだったかも。AKI→詩月カオリKOTOKOと世渡りしている曲。個人的にはAKI版大好きですが…
Pure Heart(ゲームのほう)は、アンドロイド育てながら進んでいくもので、だからこういう歌詞なのです。キーワードをシンプルに埋め込んだだけのストレートな歌詞は、KOTOKOの初仕事なんですねえ。
# Wikipediaのゲーム説明の詳しいこと…

Just as time is running out

全く曲名が出てこなかったのに、曲はわかるのが古い曲の恐ろしいところ。しかもライブで聞いた記憶が全然ないような。

その他

KOTOKOは何度も咳き込んでいて体調悪そうでしたが、歌にそれを出さなかったのはさすがです。

総括

最初に書いたように前回があまり印象を残さなかったので期待していませんでしたが、そんなことはなく、普通に楽しめるライブでした。ツアーで被らないように曲を選んだためにマニアックな選曲になったということですが、オールドファンとしてはむしろ好都合なくらい。最初から最後まで気持ちよくリズムに乗れて大満足でした。

KOTOKOのライブは、一斉にジャンプしたり同じことを叫ぶだけが統一感ではない、ということを毎回思い出させてくれるライブです。各自思い思いに、握り拳だったり光る棒だったり、あるいはその場でゆらゆらしていたりと、特に合わせるでもなく好き勝手リズムを取っています。色々いる中に、大抵自分と同じような動きをしているグループが見つかるんですよ。そうそこは止まるとこだよな、ここは表でリズム取るよな、等々、たまに感じる部分的一体感。
別にKOTOKOが特別なわけではないでしょうが、代表になったつもりで仕切ろうとする奴などもはや出てこないであろう枯れた安心感、そんな現場のひとつであります。
振り付けやコールがガチっとしている曲もありますけどね。昔の電波曲とか、Shooting Starとか。各自の選択の結果同じような動きをする割合が増えることはありますが、それでもやはり緩い感じで、同じ動きしないと浮いてる!みたいな統一感ではないような。かなり早い時期から、曲数あるいは流通経路的に、「全曲をカバーするのは難しい」という前提があったのも、文化形成に影響しているのかもしれません。