I'VE RADICAL ENSEMBLE OF 15th ANNIVERSARY@東京ドームシティホール

I'veなんて落ち目だからこれが最後かもしれん…などと毎回思いながらこの手のイベントに参加してしまうタイプ。

セットリスト参考:I've15周年記念ライブ終了報告&セットリストが公開! - 声優ニュース|こえぽた - 声優 ニュース イベント サイト

一般発売のチケットは8800円!ですが、なんとワンドリンク制でした。この価格でワンドリンクは珍しい。記憶にありません。

開場:東京ドームシティホール

さんざん迷ったあげくに購入したため、3階のほぼ最後方。でもこの箱、バルコニーはかなり角度がついていて、そんな位置からでも問題なくステージ上が見えて素晴らしいです。ホールというのは元々見えるように作ってあるものでありますが、ここは縦に長いのも面白い。
I'veファンの老化は着実に進んでいくので、今後もホールばかりでしょうなあ。ホールの規模(2000ちょい)を割ったらどうなるんだろ。入場可能人員を2/3程度にしてまで、ライブハウスに椅子席を作ってくれるかどうか…

KOTOKO

ここは王道。Shooting Starの振り、慣れた人なら初見ですぐ覚えられる程度のものであり、また最近は妙に歌われる頻度が高い曲でもありますが、それでもなかなか広まりませんね。元々そういう文化ではないし。

C.G.mix

誰だよ(すっとぼけ)
mix兄さん、何で歌い出したのか未だによくわかりません。上手いわけではないし、曲にも気合が感じられないし、特にプロモーションしているわけでもないし。

MOMO

Velocity of soundが聞けたのでだいたい満足です。
D-THREADは20thまで待っていたら聞けますか?

SHIHO

本日一番の収穫。曲数の割にいい曲が多くてインパクトの強かったSHIHOさんですが、2006年にはI'veを脱退していて、おそらくライブで出会ったのは初めてのような。
セットリストは期待通り、王道中の王道ですね。Belvedia・Kiss the Future・birthday eve どれも初期の心の名曲、というよりI'veという集団に興味を持つきっかけになったのが主にSHIHO曲だった気すらしますね。初期は全体的に地味ダークで、ちょっと聞いただけでは心に残らない曲も多かったなか、このあたりは初めて聞いたときから快適でした。妙に歌詞が耳に残るのも、音楽はだらだら聞くことが多い自分としては珍しい。

彩菜

Kanonは人生

MAKO

誰だっけ…

詩月カオリ

相変わらず代わりのきかない声の持ち主であり、I'veのバックアップを切って北海道に帰ってしまったのは残念であります。テンション高すぎてヤバい感じでしたが、大丈夫だったんでしょうか。テンション上げて過呼吸になってた話を、公式で配信されている TalkJam 2nd でしていただけに、ちょっと心配でした。

Do you know the magic?のPPPHが長いのでさっさと諦めてしまう観客に年齢を感じました。もう我々は、Short Circuit全盛期ほど若くないんじゃよ。

マイナーな人たち

初期に口コミで人気がぎゅんぎゅん上がってしまったために、そのへんのノウハウが全くないのかもしれませんね…。名前相性イメージカラーくらい出してくれれば、盛り上がりようがあるものを。「真ん中あたりに出てきた中にいい曲がちょっとあったな」で終わるか「○○って名前の人が良かったな」を持ち帰れるかには、とてつもなく大きな差があります。
Pixy Labの人たち、ずいぶんヲタ受けの悪そうな衣装で出てきましたね。ヲタサーの姫力の高そうな川田バンドのベースを見習いましょう。

SHORT CIRCUIT

↑青春ロケット↑以外は、もっと他に良い曲たくさんあるだろと思ってしまう選曲でした。アルバムオリジナル曲であるShort CircuitとDouble HarmoniZe Shockは入っていたので、昔の曲については権利周りの煩雑さもあるのでしょうか?まあしかし、盛り上がりました。よかった。
特にLilies Lineは、KOTOKO溶鉱炉に沈んでいく時期を象徴する曲なので個人的には印象が(´・ω・`) 品川で電波パートで披露されたとき、観客のノリがかなり悪かったんですよねこれ。予習していないとついていけない独特のリズムでもあり。

(このへん中略)

川田まみ

現I'veを一人で引っ張っている川田まみで本編〆。そういう都合上、ここだけ若干曲に新しさを感じます。

そりゃもう真ん中で盛り上がってるボーカルの人はほっといて、下手注視ですよ。すまん川田まみ…。見た目が超かわいいかどうかは(いつも遠いので)わからんけど、動きがとても良いんだよ伝われ。
曲も、長い間看板曲だったIMMORAL&eclipseあり、PCゲームから離れて以降のBorderland〜No Butsあり、15thとしては文句のつけようのないセトリではないかと。○○が聞きたかった、というのは何曲もあるけど。

アンコール

Suppuration -core-、久しぶりではないような気がして調べたら、どうも2013年のANIMAXで聞いたようです。ただ今でも横アリの印象がとても強い曲で、何度聞いてもよいもの。

総括

I'veから卒業するタイミングを逃し、このままずるずるとI'veをまったりと追いかけていくことになるのでしょう。15周年〜20周年の間に(川田まみの活動以外に)何があるのか現状まったく見えないのが不安ではありますが…。MELLさんの曲、脱退のみでなく活動を終了している彼女の曲を、この日はIKUさんがカバーしていました。入れ替わりはそういった形で補われて、I'veという概念自体は長く生き残ってくれることを願います。