ARMORED CORE Vが発売されたので遊んでいた

製品版が出たので遊んでいます。うーん、ソフトウェアもサーバー側も構造は体験版と同じっぽいですね…。(参考:体験版の感想)
既にチームがあるわけでもなし、序盤はつながりにくいことも予想されたので、ソロでストーリーミッションとオーダーミッションを終わらせていました。

シングルプレイ

ストーリーとオーダーで2本のシナリオが別箇に存在するような感じですね。短編集がオーダーミッション、やや長めなのがストーリーミッション。シングルプレイの部分については、オンライン要素の少ないfAよりはボリュームは少ないものの、サブクエストを埋めていく楽しみ・苦しみが残っているので、同じくらいは遊べるのではないかと思います。


対AC戦については、戦闘の速度が下がったおかげで接近戦でとても追えない…なんてことがなくなり、AC4〜fAと比べるとだいぶ簡単になりました。前作では弾速のあるスナイパーライフルで必死に引き撃ちをしていたものですが、今回は近づいて一気にやりあう事のほうが多くなりました。オーバードウェポンや蹴り(ブーストチャージ)の一撃で勝負が決まってしまうケースが増え、また弱点属性を突くとガリガリ削ることができるので、全体的にやや大味な気はしますが、理解できる速度で戦闘が行われるので、前作よりも楽しく遊べたような気がします。前作に対応できたような上級者になると、もしかしたら物足りないかもしれません。

オンライン

これはひどいw 対人戦が成立しやすかった分、体験版のほうがよくできていました。
ネットワーク関係の技術的な未熟さと、人がたくさんいてもマッチングが成立しづらい仕様的な問題が合わさり、とても社会人が平日に出来るようなものではありません。防衛をしない場合は、3時間やって1回できたらいいな、という状態です。防衛戦に出るなら成立さえすれば対人戦ですが、現状防衛戦に出る意味があまりないので、さっぱりバランスがとれていない模様。ただ、仕様よりもエラーで先に進まないことのほうが重大です。


NAT関係はどうなっているのか気になります。「フロムのサーバーを経由しないのでメンテ中でもできます!」という話がされていたフリー対戦のほうは、マッチングできない問題とは無縁のようです。つまりフロムの問題。で、いまさらになってNAT2とかNAT3とか言い出したということは、まさか想定していなかった…?
NAT2や3の分類が詳細に何かは知りませんが、NAT3はおそらくポートが開いていないのでパケットの届かない人でしょう。NAT3だと繋がらないとなると、NAT3は遊べないと公言するか、中継用のサーバーを用意するしかありません。でもまさか、NAT3の人はプレイできません!なんて製品発売後に言うのはありえませんね。CBTの様子は知りませんが、何か考えることはなかったんでしょうか。
中継用のサーバーが弱いだけならば増やせば解決しますが、もし仕様にまったく入っていないまま発売していたらヤバイですね。その場合、中継サーバーを構築して、ソフト側にNATタイプ判定するみたいパッチを作って、配信のための手続き?(よくわからん)を経て…と、時間がかかるかもしれません。


ブリーフィング失敗時のリトライ間隔がやたら短かったり、原因を表すエラーコード等を出力する仕様になっていなかったり、ネットワーク周りの造りに怪しい気配の漂うゲームです。成立すれば快適なのに。