アルトネリコ2、一周完。ネタバレのない範囲の感想
しばらく放置してありましたが、このままではサントラ+焔+澪がいつまで経っても聴けないため、クリアしました。終わってから振り返ると、なんとラストバトル寸前で止めてあったみたいです。
良かったところ
オープニング
ガストのRPGといえばオープニングです。(作品によっては、中身が微妙なのでオープニングだけ見ればOKと言われるものもあるくらい)
今回も引き込まれるような作りに出来上がっています。
音楽
このシリーズの売りのひとつであるはずの音楽。
文字で伝えようがありませんが、ヒュムノス(歌)には今回も圧倒されるし、それ以外の曲もまったりと出来ています。
悪かったところ
まず、ストーリーもおまけ要素も、前作をやっている前提の展開が多すぎて、ちょっとどうかなと思いました。
あれだよあれ、みたいな表現で前作のストーリー・キャラ等を指すことが多く、これは未プレイ者だと困るだろうなと。
戦闘システム
基本的な仕組みは面白いのに、戦闘まわりの演出が今回は最悪でした。
まず最初に。
シビアなタイミングが要求されるのに、「キャラクターの掛け声で発生するCD読み込みが被攻撃時に起きて、停止区間が出来たり入力が落ちたりでめちゃくちゃになる」という致命的なものがあります。特に、全体攻撃のときはレーヴァテイル二人が喋ろうとするので、もうぼろぼろ。これでストレスがたまるたまる…
もう1つ。
前衛の攻撃技に「EX技」のようなものがあります。戦闘を長くやっていると時々出るのですが(条件忘れた)、これのエフェクトが飛ばせないのです。前作もそうだったっけ?
キャラごとに一種類しかない数十秒のアニメーションを毎回見せられるだけでも困りますが、それに加えて、敵が極端に強いときは前衛の攻撃がまったく通らないという仕様でストレス3倍撃。
だらだらアニメーションして1ダメージ。しかも、Exが出せる状態になったら通常技を撃てない謎の仕組み、リアルタイム戦闘なので「技発動させたらほっといて他のことやってる」というのもできない。
総括
まったくアルトネリコを触ったことがない人に対しては、前作のほうをお勧めします。
前作ユーザに対しては…音楽に惹きこまれてしまった人、メインヒロインであるクローシェかルカに魅力を感じる人なら楽しめるでしょう。