音楽CDの売り方

コミケ2日目。自サークルの休憩時間に、Vocaloidのあたりと、電子工作のあたりを見て回りました。
今回電子工作は西2で壁と東方の間という恐ろしいロケーションで、それを甘く見て東方を突っ切ったらもう元の位置に帰りたくないくらい疲弊しました。
音楽CDは西1で、まあこんなもんかなーという程度の混み具合でした。


音楽CDはその場で見られる本と違って、名前で売れるクラスでもなければ、事前にサークルのWebサイトなり、音楽・動画共有サイトなりで試聴してよかったら買うのが主な買い方なのかなと思います。
試聴を用意しているところはあるけれども、、試聴している人数は1並びに1人くらいで、おそらく1つのサークルで試聴する人って1日に10〜20人程度のオーダーなのかなと思いました。特に夏だとじっと立ち止まって試聴するのも疲労しそうです。


試聴した人以外に対してのアピールは「見た目」しかありません。音楽CDのエリアでは、どこも表の絵柄は商業CDレベルのクオリティを確保しているのも、綺麗な女の子を売り子に立たせているのも、重要なことなんでしょう。
音楽の場合はゲームと違って、ある程度以上になったら質で明確に差を出せるということはほとんどなくて、製作者と聴く人でベクトルと合うかどうか、好みの問題です。人口の○%が合う人である、という割合はそう変わらないと考えると、手段は問わずに聴いたことのある総人数を増やすか、ベクトルが合う人以外にも見た目で売ってしまうか…
売り上げを伸ばす手段を考えていくと、こうなるのも納得できる気がしてきました。