AW×SAOオフラインミーティング3 夜の部@ゆうぽうとホール

2012年に人気を博した川原礫原作のアニメ化2本、アクセルワールドソードアートオンラインの合同イベント。チケットは大抵人気で、今日も自分では取れていなかったのですが、先週急に入手できてしまったので参加しました。慌てて、録画して放っておいたSAOを24話、今週必死に見てから臨みました。

会場:ゆうぽうとホール

あまりライブでは見かけない会場です。五反田駅西口から5分ほど。途中に飯屋(ソロ向け)がたくさんあるので、ぼっち参戦の後にその場でメシを食うのにはよさそうです。
中は一般的なホールの造り。今日は2階席でしたが、視線がステージ全体に通るようにきつめの傾斜がついていて、よく見えました。不満があるとすれば席の狭さ。東京ドームのスタンド並みに狭いです。前の席との間隔が狭くて、横に移動する人を通すのに一苦労。左右も若干狭かったような気がします。さらに、座席の下に荷物が入れられない謎の構造になっていて、上着も鞄も全部椅子に置くことになりました。座席下にスペースがあるかどうかは、席によるようですが…

構成

芸人コーナー(声優)とアーティストコーナー(ライブ)が交互に入る構成でした。曲だけじゃ時間持ちませんしね。
結果として2作品の主要キャスト+一曲しか歌わないアーティストを多数集めるという贅沢な人間の使い方となり、そのせいかチケットは手数料込で1枚8000円超えと、2時間予定のイベントとしてはかなり高い感じになっていました。声優陣の他に、May'n・KOTOKO・LiSA・ALTIMA藍井エイル春奈るなを1曲のために拘束するわけですからねえ。昼夜あるとはいえ。

ライブパート

どの曲が来るかはわかりきっているので、特に驚くべきところはありません。ただ、どれも一曲やって終わりで声優コーナーに移るので、テンションが上がりまくって超楽しいモードに入るのはちょっと難しそうでした。

個人的には、曲の構成としては電撃20年祭で同じような構成のものを見ています。あの時と違うのは、当時はSAO一切知らなかったけども、今日はすべて知った上で聞いたこと。Crossing FieldOverflyも、あの時よりずっと気分良く耳に入ってきました。
タイアップ曲にもいろいろありますが、この2作品はOP/ED曲との融合具合が高いと思います。そういう視点で、いいアニメ。…と褒めておきながら、三澤さんのUniteは全然聞いた記憶が無かったりしますが…(なんでだ?)

本日の厄介規制

以下は箇条書きとして少し整理したもの。

  • 座席
    • 2枚以上チケットをお持ちのお客様は、必ず一ヵ所の席でのみ観覧ください。
    • 公演中の席の移動はできません。そのような行為を発見した場合は、スタッフより注意させていただきます。
    • お客様同士の席の交換・ご移動は認められません。必ずご自身のお席で観覧ください。
  • ペンライト・サイリューム
    • 市販品のみご使用可能です。
    • 長さ25cmを超えるもの(誘導灯や改造されて規定を超えるもの)、改造・自作されたものは使用禁止です。
    • またペンライトやサイリュームを指の間に挟んで熊手の様な状態にして腕を振る行為は禁止とさせていただきます。
    • 一度に持つのは 片手に1本までとさせていただきます。
  • その他
    • 大声を張り上げる、音を鳴らすなど公演の妨げとなる行為、両手を左右に激しく振る、回転する、腕を振り回す、上半身を反らすなどの通称「オタ芸」と呼ばれる応援行為、過激なジャンプ行為は禁止とさせていただきます。

座席に関する注意事項が具体的。これは、電撃20年祭でやばかった影響もあるのかもしれません。片手一本規制については、今年流行っていきそうな気がしますね。

ただ今日については、現場で取り締まりが一切なさそうなのが早々に見破られたらしく、2階から見える1階の前方部分だけ見ても、複数もちがじわじわと増えていました。どう表現しようと、文字に書くだけでは効果はないと。
そんな感じの真っ向からルール無視する組と、光物よりもクラップで迷惑をかけることに全力を注ぐ組とに分かれた、そんな印象でした。

声優パート

バラエティトークっぽいコーナーがひとつと、両作品のアフレコが何回か。

トーク

トークコーナーについては、キャストが適当に面白いことやってくれれば良いので、こんなもんでしょう。内容は作品にほとんど関係なかったけども、その点について文句を言う事はありません。声優なのか芸人なのかわかりませんがw

アフレコ

トーク以外でライブ間の時間を埋めたアフレコについては、正直なところ退屈でした。アニメそのままの台詞で演じられても。
たとえば曲であれば、アニメのOP/EDで流れる分も含めて、CD音源がしっかり頭に入っているので、ライブで違いがわかるし価値も感じられます。ただ、アニメの場合はそこまで気合のある人…すなわち、アニメの全シーンが頭に入っていて、まったく同じセリフでアフレコされたときに違いを味わえる人は、どれだけいるのでしょうか?
ここで別イベントの事例を思い出してみると、例えばリリパ(なのは)であれば、演じる役をチェンジしたり、喋る内容をアレンジしたりというのが前提になっているので、アフレココーナーはとても楽しい時間になっています。あるいは、新規ストーリーならばそれも印象的なステージになるでしょう。何かしら、そういう工夫が欲しかったところです。

総括

イベントとしての成熟度がかなり不足していますが、まあ大きな不満はないかなーという平均点なイベントでした。しかしこの値段じゃもう行かないw 5000円くらいならなあ。
イベントはともかく、AWもSAOもアニメが完結しているはずがないので、今後の展開には期待します。今日に何も発表がなかった(間に合わなかった?)のは残念ですが。