ゆいかおり「RAINBOW CANARY!!」〜Brightest Stage〜@日本武道館

2016年は年始休みが短そう、というどうでもいい理由で先のツアーを見送っていた、ゆいかおり。追加公演があったので、ここでようやくライブ初参戦です。
アルバム3枚はそこそこ聴いていて、最新Bright Canaryのなかでは、ライアーシープとTelephone Callがいいかなーと少し思ったくらいで、特別聴きたい曲があるわけではなく。結局コールの予習などせずに、初参戦を楽しんできました。

セットリスト参考:ゆいかおり初武道館で感極まる「どんどん2人で年数を重ねていきたい」 - 音楽ナタリー

会場の様子

女の子が多い…というだけではなく、カップルの多いこと。オタクライブでこんなに多いのは初めてです。また年齢層も若く、ライブ中に「10代の人〜」「20代の人〜」と挙手を求められたときには、20代が一番多いものの10代もかなりいて、30台の人〜 でウェーイしたら周りの視線を集めてしまうくらい、おっさんの少ない現場でした。
席が2階東の割と右の方で、右端ではないけれども、すでに手前に来たときは見えない見切れ席でした。最速回の発券でここまで出すのか。アリーナ後方のような、視線が通らない場所よりは良いですけど。

小倉唯ソロパート

Honey♥Come!!→ライアーシープ。ここが一番盛り上がったと言ってしまっては、ゆいかおりファンに怒られそうです。ハニカムは単純だけど楽しいし、ライアーシープは前述したようにアルバム中でお気に入りだったので。ライアーシープは終盤に高音が続くところがあって、大丈夫か?大丈夫か?とはらはらしながら見て、若干怪しくなりつつも無事通過して安心しました。いや、ダンスが付いた上で、他のところはずっと極めて高い安定性を保ち続けているわけで、歌唱の安定性すげえなーという話です。

曲間

ライブの曲間映像って、推しアーティストであっても退屈な事は多々あるんですが(特に水樹奈々をdisっているわけではない)、この日の映像は、ちゃんとできたTV番組を見ているような感じで楽しめました。声優ライブだと、声優が声優っぽい仕事をする作品調の映像が流されることが多いんですが、生身でキャッキャしてるのを見てたほうが嬉しいんだよなあ。

コール

Aメロで名前コール→BメロPPPHのパターンが多いこと!序盤はサビまで来ないと区別がつかないんじゃないかという曲が続きました。これは自分の好きなやり方でみんなやってくれと言いたいのではなくて、水樹奈々でなんでもPPPHな風潮があったわずかな時期の曲(Phantom Minds, Silent Bibleなど)、CD売り上げは良かったのに昨今の人気投票では壊滅しているんですよ。そんな老婆心から…

総括

ゆいかおりファンというより、ただの小倉唯ファンとして最後まで見てしまいました。まあプチミレも、最初は竹達+1みたいな気分だったところから、ちゃんとプチミレとして気に入ることができたので、まだこれからどうなるかはわかりません。フェスでちょろっと出てくるのを除けば、石原香織をちゃんと見るのは初めてでもありますし。
武器となる曲がいまだにPUPPY LOVEなのが、先行きちょっと不安なところですかね。もうひとつふたつ、これで間違いなく盛り上がる、知名度があって初めての人でも巻きこめる、という曲が欲しいところ。そういう曲があれば一気に売れるのに!という実力のあるアーティストはたくさんいるので、贅沢な話かな。