ドラゴンクエストコンサート 交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ・・・@神奈川県民ホール

もはやいつ以来なのか思い出せない、ドラクエのコンサートに参加してきました。DQ3のコンサートに行ったことがあったかどうかも記憶にありません。4・5は行ったし、6も発売されて間もない頃に行ったはず。(その時見かけチャモロの格好した人が、初めてみたコスプレというやつだったのかもしれない)
今月〜来月頭にかけてドラクエ3→4→5と3本関東圏のコンサートがあって、この日だけチケットが余り気味だったので、3人気ないのか?と思いきや、よくみるとこの日だけすぎやま先生の登場予定がないのでした。

王宮のロンド

城のBGMですが、ファミコンドラクエ3においてはオープニング画面が省かれていた都合上、実質毎プレイ最初に聴くBGMのような扱いでした。最初に耳にする音は、「ぼうけんをする」を押してメニューを開くと変化する微妙なノイズだけど。(これ伝わるのかなあ…)

勇者の挑戦 (ゾーマの戦闘曲)

ドラクエ3のBGM中でもっともテンションが上がる曲のはずですが、まったく当時の記憶がありません。ファミコン版のBGMをプレイ動画で確認してみたところ、これはオーケストラアレンジになって格段に良くなった曲だなあと。

おおぞらをとぶ

こちらは逆に、全部の音が用意に脳内で認識できるファミコン音源でも良さを感じていた曲。あちこちの岩山を超えて行く爽快感ももちろんですが、テンポがところどころ落ちるところが当時からとても気に入っていました。ただしビジュアルに威厳はまったくなく、小学生の間では「トリ」と呼ばれていたし、ドット絵から想像できたものは、でかいヒヨコに乗って移動する勇者たちでしたw

アンコール

勇者の挑戦〜そして伝説へ でクライマックスを迎えたあとのアンコールっていります?と、オタクライブに慣れてしまった人間からはそう思ってしまうけども、オーケストラ方面のしきたりはよくわからんので、そういうものなんですかね。しかも、DQ3のライブなのに違うナンバリングの曲。

総括

思い出をリロードするには良い機会でした。オーケストラも、あれも行きたいこれも行きたいとやっていたら金も時間も足りなくなってしまうんだろうなあ。

おまけ・ドラクエ3の思い出話

既に曲の感想にも思い出話が埋まっていますが、ここでもう少しだけ。


ドラクエ3は初めてプレイしたRPGでした。たぶん発売日組ではなくて1989年になってから買ってもらっていたのではないかと。当時8歳、そもそもルールがわからないし、当然強化・弱体魔法なんてよくわからない。もう思い出は全滅ばかりですよ。

洞窟→全滅した
塔→全滅した
海→全滅した
フィールド→全滅した
ピラミッド→全滅した
城→全滅するとこの音楽から始まる
街→金足りなくて棺桶引きずって歩いてる

技量の未熟もさることながら、引き際がわからなかったのでこうなるんですよね。いやーでも楽しかった。(J)RPGはそれなりに大勢の人がクリアできるように作るから、慣れてしまえば全滅することはほとんどなくなってしまって、もはやなかなか難易度に興奮できるものではなくなってしまいました。そう振り返ってみると、プレイする側にも提供する側にも、RPGがものたりない原因はあるのかもしれないな、と…