NANA MIZUKI LIVE GATE 2018 Day1

武道館7日開催の初日でした。水樹奈々は昨年頭のツアーの後、夏はミュージカルに行っていたために単発ライブもツアーもなく、人間ではなく音楽のファンとしてはとても悲しい思いをしていましたが、ついに。「特に変わったことのない普通の水樹奈々のライブ」だけれども、これこそ10か月以上も待ち望んでいたものです。ありがたい。しかしいつの間にかベストアルバムのTHE MUSEUM IIIが出ていたのを、なんと当日になって気づきまして、慌てて新曲だけ購入して少し聴いていきました。ライブ以外でのアンテナは低いのだ…

武道館はいいぞ

座席が西2階、ステージの真横方向。最初はクソ席かと思ったけども、ぎりぎり表情がわかるくらいバンドが見えるし、特に上から覗き込むように見えるドラムが面白い!これはこれで当たりでした。マーチンとゆたぽんの二人ツインドラムで、たまにフィルインやアウトロの静かなところで片方だけになる瞬間があるものの基本同じパート、冗談みたいに同じ軌道。トップクラスの人たちだからそりゃ当然…なのか?ゆたぽんが隙あらばスティックを回そうとするのも含めて、やたらドラムを見て楽しめました。武道館いいとこ。左スピーカーの左側、かつスピーカーに近めの爆音で、音響的には最悪だったけども!

セットリスト

セットリストは、バラードが弱めでだいぶ騒ぐ感じのもの。せっかくの武道館、この収容数にしてはステージから最後方までの直線距離が小さい箱であり、そのかわり音響が良いわけでもないので、まあこれで良いのでは。やはり無難にTESTAMENTはテンション上がり、さらに今日の分ではCOSMIC LOVEが入ったのが予想外のありがたみで。水樹奈々を認識して次に出たのがSTARCAMP EPで、AstrogationとCOSMIC LOVEには特別な思い入れがあります。(そんな事言いつつ他の2曲は忘れている) 本家のETERNAL BLAZEも、ああー帰ってきたーという感じがして安心しました。Roseliaのカバーはこの前聴いたけど。
Crystal Letter・Tear's Nightなどのいかにも冬向けな曲が無かったのは意外でしたが、7日間のどこかには入るのでしょう。1日目を終えても、2日目以降がどういう趣向・流れで遷移していくのか、全く予想がつかないセットリストでした。時系列というわけでもないし、かといって全体のテーマも現時点では読み取れないし、さらにTHE MUSEUM IIIに思ったより偏っていない。


このツアーは、来週にあと2回参加予定です。ゲストが毎日変わるようなので、きっとどの日も楽しめることでしょう。おそらく西川の兄貴は土日のどこかで…あとは、非オタク界隈からさだまさしくらいの強めな変化球はもう一回混ざってくれるのではないかなと。もしオリジナルメンバーの逆光のフリューゲルが不参加の日に当たったら、悔しくて涙を流してしまうことでしょう。