艦これ 5-3攻略記録

今月のアップデートで追加され、艦これ世界にアイアンボトムサウンドを生み出したマップ、5-3。正式名称は南方海峡、サブ島沖海域、第一次サーモン沖海戦。
実装当初にボコボコにされて凹みつつも、なんとかゲージを削りきってきました。前半が運ゲーな部分は対処が難しいですが、ボス戦は考えられた布陣になっていて、なかなか面白いMAPです。二度と行きませんが。

ルート概要と選択用編成


分岐は3か所あります。

  • 最初の分岐

高速艦のみで編成すると、北側のルート確定のようです。南側は潜水艦マスなので、やつら相手に夜戦は非常に大変です。
→ 高速艦のみで編成した方がよさそう

  • 中央の分岐

マップ北東の外れマスに逸れる法則は、結局よくわかりませんでした。2〜3回しか逸れなかったので、あまり気にしないでいいような気がします。
南東は、北東に比べたら高い確率ではありますが、それでもあまり高い確率ではなく、半分以上はまっすぐ西側に行くようでした。
→ ここは気にしない

  • ボス前の分岐

駆逐艦2隻が必要なようです。潜水艦コンビの2隻のみで出てみましたが、全て南西に外れてしまいました。試した人によると、到達率は(他の分岐も込みで)15%だったとか。半分どころか1/4くらいの確率で回すような暇はないので、素直に駆逐艦を連れていく必要がありそうです。
駆逐艦2必須

敵編成と攻略方針

道中

序盤の夜戦には戦艦が混ざることがありますが、それより巡洋艦駆逐艦・潜水艦のカットインの方が強烈です。戦艦の砲撃は重巡以上なら、Lv1でも一撃大破することはあまりありませんでしたが、カットインはLv90近い戦艦でも問答無用の一撃大破がありえます。
艦これでは防御力を上げる工夫は出来ないので、前半の夜戦マスは運を天に任せるか、こちらの攻撃で先に落とすしかありません。こちらの攻撃目標選択も運なので、結局全て運ですが…。

運以外で進撃率を有意に上げる方法は、おそらく捨て艦戦法のみです。初戦では絶対轟沈しないので、複数回吸ってくれる可能性があります。カットイン攻撃を受けつつ進む方法は、現状これしかありません。

ボス

旗艦撃沈がゲージ削りの条件ですが、面白いことに旗艦が補給艦で、輪形陣をもってそれを護衛する形態になっています。また、駆逐艦軽巡・雷巡の砲撃(開幕雷撃以外)をすべて吸い込むための潜水艦が一隻配置されています。

どんな編成でも到達すれば、運だけで旗艦を落とせることはありますが、効率を上げるためには戦法を絞る必要があります。潜水艦を落とすか無視するか、明確に絞っておかないと、いつまでたっても攻撃が旗艦に飛ばないで悲しい結果に。

  • 潜水艦を落とす方式

駆逐艦軽巡を戦力として用いる方式です。昼のうちに潜水艦を落とさないと、旗艦に攻撃する可能性すら得られません。対潜装備を2〜3隻整えた上で、昼は対潜用の陣形(輪形か単横)を選択する必要があます。さらに当たり運や、こちらの中破〜大破による攻撃低下により、落とし切れないケースはあります。
ちょっと考えるだけで、非常に分の悪い戦法であることは容易に想像できます。対潜能力を持った艦船は、前半の夜戦では確実に一撃中破〜大破なので、ボスに到達する確率が低くなり、決戦支援を行うコストパフォーマンスもかなり悪くなります。
また、雷巡ハイパーコンビに対潜能力を付けることは可能ではありますが、本職の雷撃が縦系以外だとろくに当たらないため、対潜を考慮した部隊との相性は非常に悪いです。

  • 潜水艦を無視する方式

運営の重巡推しが目立つ昨今、正攻法となるのはこちらでしょう。ターゲットは5隻から選択なのも気楽です。艦隊の主力となるのは金剛型戦艦・重巡・雷巡。ボスに辿り着けば、昼でも戦艦の砲撃ならば一撃、夜も戦艦・重巡の攻撃がどれか当たれば一撃。かなり分のよい戦いが出来ます。潜水艦を諦める以上、Sクリアは出ませんが。

ただし、こちらは運用コストがかなり高くなります。出撃そのもので弾薬を食うし、戦艦大破で鋼材340とか、重巡でも鋼材127とか持っていかれるので、夜戦大破を繰り返すだけで資源はガリガリ減ります。

攻略結果

以上の検討を踏まえて、攻略の最終編成は「潜水艦2+重巡(捨)2+駆逐(捨)2」+「強力な支援艦隊」となりました。真面目に攻略を検討したり、実際に試したりした結果、前半でばんばん大破してバケツ+修理費用を持っていかれることに耐えられなかったのです…。

支援に対しても旗艦ガードが働くことはありますが、普通にチマチマ砲雷撃戦をするよりはだいぶマシな気がします。画像は最終回。フラ戦の耐久を30/90まで持っていく程度に強力です。随伴軽量艦に当てれば屠れるため、旗艦を落とし切れなくても旗艦に攻撃が飛ぶ確率を上げることはできます。支援攻撃のあとが開幕雷撃で、数を減らした場合の恩恵をすぐ受けられるのも魅力的。



殊勲の支援艦隊はこんな感じ。後からSS取ったので一部外れていますが、全艦キラキラは必須です。キラキラしていないと、そもそも来ないことが結構あるので…。
低コスト支援の定番である駆逐2+軽空母2では、さすがに色々と力不足でした。


ボス到達前の撤退率が非常に低いため、戦艦混ざりの強力・高コストな支援を出すことができます。かなりの確率で被害担当艦が沈んでしまうため、特に重巡の供給には問題がありますが、一度に攻略を終えようと考えず、手持ちが揃ったら出撃するような感じでやりました。駆逐4で何度か行ってもストレートにボスだったので、重巡は本当に必要だったのかどうかわかりませんが。

勝率など

出撃回数は、潜水艦コンビでは22回でボス旗艦撃沈4でした。戦法を確定させてからは出撃11で撃沈3と、一気に効率が上がっています。
普通の編成では、序盤の情報が全然ない状態での試行錯誤が含まれているとはいえ、30回ほど出撃して撃沈1でした。潜水艦に切り替える前は、20戦以上で成功0でした(;´Д`) 終盤は金剛型2+重巡2+捨て駆逐艦2でも3回出て、ボス旗艦撃沈1でした。全容がわかった今ならば、出撃数の半分程度の成功率は出せるのではないかと。やらんけど。
頻繁に大破していると、誤進撃で主力艦娘を轟沈させてしまうのが怖いので、それも潜水艦方式にシフトした理由です。

全体の勝率は30%。潜水艦部隊だとボス戦勝利時以外はほとんど敗北ですが、通常編成でも7割は超えないかなーという印象でした。

総括

前半は運ゲーであり、迷信に従ったところで効率が大して変わるものではありませんが、ボス戦旗艦撃沈方針の明確化・最適化で効率は3倍以上変わります。
資源やバケツの消費を重視した場合には、捨て艦最強でした。駆逐艦を使いづらい仕様のマップで駆逐艦を必須にされると、こうなるのは仕方ありません。アイアンボトムサウンドに相応しいマップである、ともいえます。