鈴木このみ18歳!!2ndワンマンLIVE 〜私がオバさんになっても〜

1stライブはチケットが取れず参加できなかった鈴木このみソロライブ、今回は無事にチケット取れました。

開場:LIQUID ROOM@恵比寿

おそらく初めて入る箱でした。案内では恵比寿駅の地下鉄出口から徒歩3分とありますが、JR経由の場合はもう少し見たほうがよいでしょう。Googleマップに表示させると、徒歩6分との表示でした。道も碁盤目になっていなくて方向を見失いやすいので、初めて行く場合には余裕が必要と思われます。
柵がいくつかあって構造的には悪くなさそうな箱でしたが、呼び込みを2階でやるので、建物前に集まっても入場案内(番号コール)が聞こえないのは難点ですね。そして、妙に臭い会場でした。まず入った瞬間に汗臭い。そして、カビくさい酸っぱい感じの香り。通気性が良くないのでしょうか…

現場の雰囲気

鈴木このみ、18歳。今まで行っている単独ライブで最も若い組が竹達さん・May'nあたり(25前後)なので、それよりさらに二回り下です。もちろん客層は若い。
ライブ中の雰囲気も、少し変わったものでした。若者が多いからそうなのか、このライブがそうなのかわかりませんが。とにかく曲中はクラップ。ももクロみたいなウリャオイを入れてる人が若干。MC中も割と周りと雑談してる。高まると叫ぶ。これがもし世代の特徴なのだとすれば、どう見ても拾えそうにない水樹奈々は伸び止まって当然な気はします。どうなんだ。

前線は激しいのかなーと思ったらそうでもなく、アンコールあたりでガッと圧縮された瞬間に最前線に突っ込んでいったら、意外にも隙間ばかりでスカスカでした。ギュッと詰まった最前列部分でも、あまりジャンプしたり揺れたりはなくてその場でクラップしている人が多いので、混んでいるだけで面白くないですね。
2曲目開始で左前方集団に肩から突っ込んでいってモメていた人、もしかすると、前線がどこにあるのか見誤ったのかもしれません。前線だと思って突っ込んでいったら、そこはまだのんびりゾーンであったと。自分も、アニサマでの運動会騒ぎの影響もあって、前線は暴れる集団で埋まっているのかと思い込んでいました。

文句なしです。AVENGE WORLDがアコースティックパートに回ったときは、ぎゃーマジかー!と思ったし会場もかなりザワついたのですが、これはこれで良いものでした。表現として付けられる音量に幅があるので、アコースティックが映えます。とりあえず激しい曲で騒げばいいやというやり方はどのアーティストでもあるし、出来るのですが、それを潰す積極的なセトリで満足させてくれるレベルにあります。
声にもアクションにも余裕が感じられます。全力必死という感じではなく割とニコニコしながらやっているので、見ている側にも安心感が。きっと今後も素晴らしいライブを見せてくれるでしょう。

総括

このライブが最高のライブだった、という感じではありませんでしたが、鈴木このみは追いかけるに値すると再確認できたので、満足です。いい曲が安定して付けば、一気にトップレベルまで上がってくれると信じていますが、そのへんの力関係は素人にはさっぱりです。昨年終盤以降はオタ系のアルバムに当たりがとても多かった*1のですが、鈴木このみのアルバムは地味なほうでした…。
今年の目標にファンクラブ開設があるようなので、もし実現できれば早速入会するつもり。あとは、早く箱をホールサイズに上げられることを願って。まだ武道館はちょっと早いか。

*1:霜月はるか原田ひとみ・LiSA・小倉唯妖精帝國など。アルバムじゃないけど水樹奈々のエデンも良かった