鈴木このみ 4th Live Tour 2018 〜Magic Hour〜@日比谷野音

先週のRoseliaに魂を吸われて完全に忘れていました…。でも前回のライブからシングルは出ておらず(直近リリースのがあるけど)、あとはアルバム新曲だけだろうということで気軽に参加。この日、日比谷公園では「ヒビヤガーデン2018」という祭りがあり、ビールを色々売っていました。もちろん飲んで多少ハイテンションで会場に向かったために、全く知らん左右の人と肩組んで盛り上がってましたね。

ツアータイトル Magic Hourは、たしか前年のカウントダウンライブで発表。しかしその後、同名のアルバムを人気声優である内田真礼が出すと発表したのが2月。ただ、検索結果の上位が真礼で占められているのは仕方ないとして、いくらたぐってもこのツアー情報出てこないのは、SEOに無頓着すぎはしないでしょうか、事務所の人!


日比谷野音の場合、セットリストは陽の落ち具合を測ったものになります。もちろん参加者としても、それを期待しています。エモさを出してくるのを分かって受け止める、それが気持ちよいのです。この日、その場面にあたったのは、miss blue〜Love is MY RAIL あたりだったでしょうか。客席ぐるっと回して盛り上がったあとに静かな曲を持ってくるのは予想外でしたが、風が強めで涼しげな空気が通っていた展開と合わせて、これは良いものでした。Love is MY RAILのオレンジ点灯を持っていくのはまあ、予想通りだし身構えていたよね。繰り返すけどいいんだよそれで、用意されたストレートを打ち返す感じで。
この日は天気が怪しく、15時ごろには上空に真っ黒い雲が居たけれども、ライブの頃には雲量低めになっていて良かったですね。右手上空には綺麗に三日月も上がっていました。(月齢3.6だったらしい)


予習しないでも大丈夫じゃろー、と望んでいたのですが、手持ちにない曲がいくつかありました。

  • miss blue: シングル Love is MY RAILカップリング
  • アルカテイル: シングルで出ているが、流通がPCゲームなので主なダウンロード販売やレンタル販売にない
  • my days: 中国のソシャゲOPらしく、リリースされた音源がないのでは?

入手が難しいのはちょっと困ります。布教的にも。やや話がそれるけれども、PCゲーム方面アーティストの近年の存在のなさ、流通の不便さが一因にあるような気がしますね。


アルカテイルはKeyの新作OPらしいです。あれ、それってすごいのでは?それで先日のKSL Live 2018に出ていたのかー。すっかり勘違いしていて、エロゲー方面に仕事取りにいったかーと勝手に複雑な気分になっていました。

これはもしや、あとでSummer Pocketsにドはまりして、この日アルカテイルを大した感慨も無く聞き流してしまったことを後悔するパターンなのでは!?とりあえず、Summer Pocketsは買おうと思います。Keyのゲームであれば、この曲と歌詞の価値は、ストーリーを押さえることで2倍3倍、クリーンヒットした場合には5倍にも10倍にもなるはず。

総括

鈴木このみは、「大ヒットしたアニメの曲」を持っていないために、とても布教しづらいところがあります。ただ現場は、本人も周りのファンも楽しんでいて、その空間に居ることがとても心地よいところ。コールはあるけれども、それがメインはなく。楽しい以外に語彙がないのがとても悔しく、なんとか売れてくれー、もっと人が増えてくれーと思い続けています。ただのオタクひとりとして、特に出来ることはないんだけど…
ライブの雰囲気でいえば、人気が落ち着いたあとのMay'nと近いかもしれませんね。あっちはマクロス関連の大ヒット曲をいきなり出してしまったために第二の矢が出ないという、若干違う状況ではありますが。