トラ技2008年8月号のUSBマイコン基板

今更ですがこれも買いました。
基板の端がUSB(A)に刺さるようになっており、すぐ使えます。使えるようにするまでが面倒でDesignWaveのおまけを放置してしまったような人間には向いています。
作るものが決まって、作り方も頭の中で組みあがったならば多少の手間は惜しまないけど、スタートアップのところでは手間をかけたくないんですよね。
Flashの書き換え寿命(100回程度らしい)を削ることなく、RAM領域でプログラムを実行できる程度の「トラ技BIOS」とやらが入っているのも、ちょこっと遊ぶにはいい感じです。スタンドアロンで動かしたくなったら、Flashへ書き込みが必要ですが、先日のCypressのチップと違って100回程度までしか保証されていないようです。


雑誌内のチュートリアル通り進めるとエラーが出てビルドできないという面白いオチがありましたが、ぐぐったら本家の訂正記事が見つかりました。それでも、Errorは消えてもWarningが出たままなのが多少気分悪いですが。


USB経由でPCとデータをやり取りしたいときには使えそうです。が、そうでもなければCypressのチップの方が楽そうです。