W杯日本代表の4戦

torneを購入したり、グリーンチャンネルのためにスカパー契約したり、TVとの距離が少し近くなったので、W杯も見ていました。
ここ数年の日本代表…中田英寿が居なくなったあたりからろくに見ていなかった上に、最近の国際試合の成績もいまいちだったようなので、まさか4試合目があるとは思いませんでしたよ。

カメルーン

片手間に見ていたので記憶があまり…

オランダ戦

これは惜しかったです。日本の報道ではあまり触れられませんが、川島がこぼしたというより闘莉王のクリアミスですね。闘莉王は、DFがボールをクリアするとはどういうことかを、中澤から習って欲しかったですw 地面にたたきつけたり、はっきりしない位置に打ち上げたりってシーンを何度も見ました。


FIFA.comのOverviewより

After Marcus Tulio Tanaka failed to deal with a cross from the left,

デンマーク戦

試合後のFIFA.comのコメントが大絶賛で面白かったです。引き分けでいいのに、2点取ったあとさらに攻めに行ったのがどうやら受けたようです。逆に、今までの試合はboring gameだのdiffensiveだのと、善戦してもあまり評価されることはなかったように思います。

パラグアイ

これは日本の層の薄さが出てしまったゲームでした。控えのFWがあまりチームと合わない。相手が疲れてきた良いタイミングでFWをばりばり入れた作戦は問題なさそうでしたが、最前線でボールが繋がらなくなってしまいました。玉田と岡崎は、パスで揺さぶれば疲れで足がついてこない相手に対して、どまんなかをドリブルで抜こうとしてすぐボールを取られてしまうという。稲本とか森本を見たかったですねえ…。


PK戦は、5本全部決めた相手に負けたならば仕方ないです。僅差のPK戦なんて反省しようにも、もしあのときグーじゃなくてチョキを出していれば!みたいなものにしかなりませんねw まあ90分か120分で決めないといけないところでした。

日本代表の総括

中澤と闘莉王の高さがあり、中澤の判断力・長友の瞬発力が効いていて、ディフェンスラインは安定しているように見えました。
それから、カメルーン戦の本田の1点、デンマーク戦最後の岡崎の1点は、昔見ていた頃の日本代表で想像できるような得点シーンではありませんでした。QBKQBK!と騒ぎ立てることにより、「ゴール前で冷静さを欠くのは恥ずべきことだ」という意識が広がったのはいいことだったのかもしれませんw

国によるコメントの違い

ついでなので、FIFA.comのコメントを見て回って思ったこと。

  • 思ったよりずっと広い地域の人が、「Asia代表」として日本、韓国を応援してくれている
  • 日本人、韓国人、米国人はコメントが長い
  • W杯に政治(朝鮮戦争)の話を持ち込んでくるのは韓国人…

総括

他の試合を見ていると、今回当たったパラグアイはこれでもまだ「グループリーグ1位の国」としてはぬるいほうであって、まだしばらく日本は、グループリーグを突破できたり出来なかったりが続くんでしょう。まあ結果はともかく、たまには国の代表で盛り上がれると楽しいものです。



…というわけで、秋の凱旋門賞にも大いに期待しましょう。