さようならアイマス・THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015

2日目のサブタイトルは「MAIN WORLD 765PRO+CINDERELLA GIRLS+MILLION LIVE!」と長め。前日と異なり、ついに西武ドームの酷暑が本気を出…すかと思いきや、なんと開演時刻1時間前にざーっと雨が降り気温が下がりました。どれだけ日頃の行いが良いんですか、アイマスP。

参考:

曲感想いくつか

キラメキラリ

前日

当日

キラメキラリ、アニサマでの話は飲み会でキラメキラリの話題になるたびにしているような気がします。2009年、アイマスが始まったらアリーナの人たちがすごい勢いでみんなトイレ休憩に出て行ったので、悔しくて必死にUOバキバキして跳びまくったアニサマです。

あれを見ているので、その後だんだん規模が大きくなってキラメキラリの輝きが増していくのを見るのは最高でした。

乙女よ大志を抱け!!

一番音楽的にはまっていた頃の曲であり、ライブに行き始めたころに一番盛り上がっていた曲のひとつでもあり、これも自分のアイマス人生のなかでは代表曲です。前日よりもこの日の方が、思い入れのある765曲が来ていたような…。
ぬーぬーとのコンビになっていた意図はわかりませんでしたが、一番最後の静かなパート、ほとんどオケのなくなる部分を完璧に合わせてきたのは、流石ぬーぬー出来る子。

あんずのうた・ミツボシ・Romantic Now

ぐぬぬ、気に入ったソロ曲が来たのに、メドレーに組み込まれてしまうとは!全体の流れを考えると仕方ないのですが、メドレーはどう編集されているかわからなくて乗りづらいんですよ。

Memories〜Nation Blue

こちらはお気に入りのユニット曲が続けて来て歓喜
ラブライカのMemoriesは、パッと見ではどの角度から見ても好きになれそうにはない曲なんですが、なぜかお気に入りです。シンデレラの初期ソロ曲は、ネタ色の強い曲以外は若干クオリティが安定しないと思うのですが、ユニット曲は逆にハズレがない印象です。欲を言えば、メンバーが揃っていた凸レーションも聞きたかったなあ。行きの電車でのコール練習時間、ほぼ全部これに割り振ったのにw
Nation Blueは元の組み合わせでも聞きたい。今日でアイマスライブからは離れるつもりなのに、メドレー以降は未練がぽつぽつと…

my song

奇しくもこれも、2009年のアニサマ曲。あのときは「なんでこんな地味選曲してんの?選んだやつ馬鹿なの?」って思ったものです。

それが今やSSAよりでかい箱で全員が聞いてくれる状況に。曲自体に思い入れはありませんが、昔のことを思い出しながら聴いていました。

コール

いくらなんでも、ppph→サビfufufufu のパターンが多すぎではないでしょうか。どうしてこうなったのか。Relationで パン パパン って始まったときはさすがに眩暈が。
アニメ後にやたら「盛り上がったらUO」という風潮が盛り上がったらしく、それも合わせて、5年以上前に声優界隈で忌み嫌われた状態になっています。当時のUO攻勢を、アイマスは「ライブではアイドルに合わせたカラーを振るもの」と跳ね返していたのに…。

光り物ルール

相変わらずのガラパゴス規制で、ボタン電池以外のペンライトは使用不可でした。ケミカルな通常サイリウムは、試しに1日目夜に点灯してみましたが、光量がまったく足りず無意味でした。高輝度品以外は持っていくだけ無駄です。通常点灯用には公式のライトか、ボタン電池対応のフルカラーペンライトを持って行かないといけません。
「安全のため」という錦の御旗を掲げて消耗品を売りまくる商売がすっかり根付いてしまって(´・ω・`) UOでの液漏れ事故が頻発しているのに、具体的な事案が全く公にされず本当にあったかもわからない「過去に機材が破損した事例がありました」でこの方針を続ける運営には嫌気がします。

これだけ大きなライブとなると、キンブレを持ち込んでおどおどしている人もそれなりに見かけました。まさかキンブレが規制されているなんて思わなかったのでしょう。アイマス声優(シンデレラかミリオンか)すら、規制されているのを知らなかったという事件もありましたね…。もうどうにもならんだろうなと思いつつも、せめて世間並の基準にして欲しいと願い続けています。

初めて見たシンデレラ・ミリオン勢の印象

シンデレラ・ミリオン勢は、最初からアイドルとしてステージに立っている人たちです。さらに、明確に「中の人」としてアイドルをやっているのは765勢との違いです。中の人の名前を呼ぶコールが設定される曲も、既にあるようで。765勢でも、バレンタイン(曲名)など、曲中に中の人の名前を呼ぶことが無かったわけではないですが、何かそのへんに「方向性の違い」のようなものを感じました。まあでもこれは、既にアイマス以外で実績をたくさん積み重ねている声優もそれなりにいる以上、避けようとすると無理が生じるものなので、必然かなとも思います。

総括

メドレー以降の、シンデレラ・ミリオン・たまに765組も混ぜる構成、「アウェーの曲を作らない」配慮が見事でした。ミリオン・シンデレラの片方しかカバーしていないPでも、アウェーではなくホームとして楽しめるように、ということか。後から考えるとまさにサブタイトル通りの、765+シンデレラ+ミリオンを融合させようというステージでした。実はこのサブタイトル知らなくて、感想を書く段になってようやく気付いた次第です(゚Д゚)
人数の多さを生かして、3つのステージと外周通路を使うことにより曲間を綺麗に繋ぎ、さらに外周通路の出番が多めでスタンド席も大満足。居るのか居ないのかわからない感じだった前日のシンデレラ・ミリオンの(疑問の残る)使い方はなんだったのかと。まさか二日間でステージ作った人が別という事はないですよね…。
シンデレラ・ミリオンについては付け焼刃の予習であり1/3くらいは知らない曲、でも、楽しい時間でした。


アイマスについては、このライブで一区切りです。今後アイマスPを名乗ることもないでしょう。
思いかえすと、あまりアイマスのキャラクターに対する「P」として活動した記憶はなかったようです。アイマス無印とアイマス2は、パラメーター育成ゲームとして3周くらいは楽しむものの、その後はゲーム部分の所要時間が足枷になって進めるのが辛くなり、結果としてアイドルに設定されたストーリーはほとんど知らないままでした。唯一、アイマスDSだけはゲームパートが薄っぺらく、逆に言えば話に集中することができ、彼女らに対しては「P」だったかなあという気はします。ただ、876プロに未来はありませんでした。10周年関係のインタビューで「『アイドルマスターDS』を熱心に作ってくれたスタッフたちがみんないなくなってしまった」とあります。唯一踏み込んだ先が行き止まりだったとは。

自分はアイマスの、キャラクターのPだと勘違いしていたのが、アニマスの視聴を途中で投げてしまうところに繋がったのかなと、今ならそう整理できます。しかし、765勢が卒業するよりも自分が先に脱落してしまうとは意外でした。10thあたりで〆だろうと、7th〜8thをやっている頃には確信に近い予想があったのですが、今年になる頃にはもう「ここで終わりは無いな」と思うようになりました。出産等で休養するメンバーが複数出ていても、アイドルマスター全体としては問題なく活動できる体制が出来ていて、わざわざ何人もまとめて幕引きを用意する必要はありません。2日目中盤では若い組(ぬー・はらみー・あずみ様)は単独でシンデレラ・ミリオンとの合わせに突っ込まれる場面が多く、ここは今後について邪推できるものがあるかもしれませんが。


結局自分のアイドルマスターは音楽・ライブが中心でした。中の人個人に興味があったわけではないのでラジオやニコ生などもほとんどスルーし、ただアイドルマスターという名前でステージに立っているのを応援するという虚構を楽しんでいました。まあそんな内面的な話はともかく、アイマスのライブが楽しかったことは断言できます。5年以上もの間、ありがとうございました。ありがとう…

2日目の最後にはテーマソングである アイ MUST GO!があるんだろうなと思いつつも、THE IDOLM@STERを聴いて会場を後にしました。アイマスとGO!よりは、最後の曲に相応しいではありませんか。
さようならアイドルマスター