トラベリング・オーガスト2015 オーケストラ・コンサート @ 東京オペラシティ

オーガストの音楽イベント、トラベリング・オーガストの2回目です。前回は2013年にあったのですが、予想外にチケット倍率が高くて参加できませんでした。

公式:トラベリング・オーガスト2015 オーケストラ・コンサート in 東京オペラシティ

小奇麗に作られた公式ページには連載解説あり、電撃の方にも連載あり、謎の気合の入りようです。

会場:東京オペラシティ コンサートホール

オタライブではオーケストラは滅多にないので、全く縁のない会場です。初台なんて、アンミラがあった頃に来たくらいですよ…。この素晴らしい会場を抑えているのも謎の気合です。

公式:東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール

初台駅からは直結、新宿は南口出たところの広い道をまーっすぐ歩いていけば到着。新宿駅から電車だと、京王「新線」新宿駅に回らないといけないので、使ったことない人は迷子で時間を食う可能性があります。JR西口すぐの京王線ではなくて、JR南口改札出て右手から、地下通路(都庁近辺まで伸びている通路)の方へ。エスカレーター降りてすぐ辺りに見える改札が新線の駅。この説明でだいたいの場所が思い浮かぶ程度に土地勘があればいいですが、そうでなければきっと迷います。

物販

そんなにたくさん人が来るわけでもないのに、コスプレ売り子さんのレジが10列くらい・注文内容記入用の紙と鉛筆(競馬場にあるようなクリップ+芯のやつ)・それを配ったり鉛筆回収したりするスタッフ・列整理スタッフと、やはり謎の気合が。
前回分の余りアイテムは在庫がなくなり次第終了、他は日毎に在庫があったようで「本日分完売」の札がつきました。

本編第一部

第一部が3作品、第二部が1作品の構成、間に休憩。

夜明け前より瑠璃色な

オーガストはここでワンランク上に上がった、節目になる作品ではないでしょうか。今年は10周年だそうですよ。ヒェー…。アニメ化もここからでしたっけ。作品紹介で「TVアニメ…」と言われたときに鮮明に画像がフラッシュバックして、笑いをこらえたくなるのは仕様。

FORTUNE ARTERIAL

曲が盛り上がりってきたところで、前方の大きなスクリーンに突如大写しになる、ブルマ

こんな感じかな。(公式にあるホール画像を適当に加工)
超一流のホールに、キリッと真面目なオーケストラ軍団を集めて、背後にブルマ…。なんだかすごい図でした。


これだけで終わらず、次はスク水
スク水www と笑いをこらえながら見ていたら、切り替わった次の映像もスク水
その次もスク水


映像ばかりが記憶に残るFAパートとなりました。未プレイの人向けにネタばれを大きく回避して画像を選ぶと、FAの場合はこうなってしまうのですかね。

大図書館の羊飼い

既に発売された作品の中では最新のもの。さすがに最新作未プレイで参加するのはどうかと思い、コミケが終わった当週になって必死にプレイしたけども、でも結局BGMは全然覚えていなかったな…(゚Д゚)

穢翼のユースティア

第二部を一作品で占有する存在感。やはりほのぼの学園ストーリーよりはファンタジーもののほうが、圧倒的にカッコイイ音楽にはなります。
目を瞑れば数々の名シーンが… 出てくるはずだったんですが、この作品インストールすらしてなかった(゚Д゚) そのため、残念ながら個人的には特に感想の出てこないパートになってしまいました。申込みから何か月もあったのだから、ちゃんと楽しむための準備をしておけばよかったと後悔ばかり。

Traveling August (メドレー)

ここでバイナリィポット以降の色々な画像や音楽が出てきて、さらに昔のOP曲なども歌われて、オーガストおじさん成仏。キャラクターはしっかり記憶に残っています。
とりあえず最後は、オーガスト最高!みたいな気分で終われたので救われました。

総括

古き葉鍵全盛時代…Airあたりまで、ビジュアルノベルはテキスト+BGMでした。それが、ボイス付きが標準になって以降、ただゲームをプレイしただけでは全然BGMが記憶に残らなくなっているようです。実際、プレイしていないユースティアは別として、他の作品もボーカル曲以外はほとんど思い出せないことがわかりました…。しっかりサントラなり音楽モードなりで覚えていかないと、100%楽しむのは難しそうです。いや、そんなことが必要になるということは、ゲーム内では思い入れが生まれていないどころか記憶すらされていないのであって、何かおかしい。
ボイス付きの時代になっても、RPGやアクションなど大半のゲームでは、常時喋っているわけではないので、それなりに記憶に残ります。ところが読み進めるだけのゲーム、特にギャルゲーの場合、かなりの時間がセリフ再生されているので、そっちに意識が持って行かれてしまうんですね。場面・心理描写が少なく、常に女の子と喋っているようなゲームだと尚更。今後ゲームのBGM系のイベントへの参加を考えるときには、好きな作品でもBGMは覚えていない可能性がある、ということを念頭に、参加を検討しないと。