Animelo Summer Live 2017 1日目

前回のアニサマ参加は2013年だったようです。2011年、2013年と、チケット取るのが辛い割に微妙だったので行かなくなったのですが、3年行っていなかったとは。
場所はお馴染みのSSA、スタジアムモード。200レベル最後方という珍しい位置でした。この場所がそうなのか、全体的にそうだったのか、空調が弱かったのがとても辛かった…。特に休憩前は、一曲盛り上がったら一曲休んで煽がないと倒れそうなくらい。

セトリ参考:Animelo Summer Live 2018 “OK!” | アニメロサマーライブ2018

本編

ハレ晴レユカイ / SOS団(平野綾×茅原実里×後藤邑子)

ハルヒの頃はまだアニメを全然見ていないので、アニメのOPとしての思い入れはありません。ただ曲は単独でも流行っていたので、その動画や、踊ってみた動画(ゾンビーズなど)を見て知っていました。あの頃世間で流行っていた、有名で盛り上がる曲、という程度の認知。3人出てきても、茅原実里以外は顔がわからなかったりw 誰がカバーしているんだ?と思ったらオリジナルメンバーだったようで。

ようこそジャパリパークへ / けものフレンズ with オーイシマサヨシ

昔の覇権曲に続いては、ミュージックステーションにまで出てしまった「いま」の覇権曲。会場もどったんばったん大騒ぎで大盛り上がりでしたね。この曲、西へ吠えろ・東へほえろにイェッタイガーが入るのは仕方ないような気がw

Pyxis

想定通りのFLAWLESS、これだけ借りてきて予習しました。他は知らんけどこの曲はかなり良い曲。会場は青とピンクに染まり、「人はなぜ青とピンクで争わせてしまうのか…」とあれやこれやに思いをはせたのでした。
ここまでの売上を見ると2000枚台と、若干厳しい感じなんですね。それでも小倉唯・石原香織が抜けたあとのStylipsよりは良いのか。あれ、能登有紗が違うだけでほぼメンバー同じ?

ワガママMIRROR HEART / 大橋彩香

本日の目当ての一つ。大橋彩香 セトリ でTwitter検索したらどうも有力っぽかったので、直前に聴いてみたらなるほど、確かにこれは素晴らしいし、アニサマで会場を魅了できるパワーがある。そして現地でのパフォーマンスも盛り上がりも文句なしでした。これ、3年から5年に1曲クラスの出来なのでは!

Minami

少し前にMachicoが「ようやくアニサマのMCが出来た」というような話をしたところに、この雑なMC…

鈴木このみ

カオスシンドロームBlow outは想定通り、This gameは意外。前二曲ではアピールが弱かったので、This gameで盛り上がれたのは良かったという気持ちが半分、今年の新曲がそんな感じであることに残念な気持ちが半分。

Roselia

休憩明けのRoselia。最初はバラバラだったペンライトも、少しずつバイオレットに染まっていきました。Roseliaは知らない人も多いだろうに、みんな合わせてくれてありがたい。これは単色バンドのいいところですね。
BLACK SHOUTに続いての2曲目は…LOUDER!どうせ2ndシングル表のRe:Birth dayだろうと思っていたので、来た瞬間に吠えるほかありませんでしたね。個人的にとても高評価なのみならず、なによりRoseliaアニサマという場で強烈にアピールするにはこの曲しかないと思っていたので、そういう推しアピール的な観点からも、この選曲をした方には感謝しかありません。もはやキンブレが使える現場ではUOを使うことはなくなっていましたが、この日、LOUDERが来たときだけ折ろうと4本だけ持って行き、無事報われたのでした。Elements Garden曲が全て良いとは思わないけれども、こういう爆発力の高い曲が出る確率は高いですね。

Roseliaの人気が爆発し、700人の箱を抑えたライブで応募券(2限)つきのCDが28000枚売れてしまった要因、表題のBLACK SHOUTではなくてこのLOUDERです。アニメ放送からアプリ(ガルパ: ガールズバンドパーティ)に来た人々をがっつり捕まえたの、イベント画面で流れてたLOUDERだと思うんですよね…。実際、Twitterで誰かが行ったアンケートでも人気な模様。そこの投票順位にもあるように、Re:birth dayはパンチ力足りないどころではないので、もし選んでたら「ブシロード無能」って騒ぐところでした。

西沢幸奏

ここも予想通り、Break your fate と 艦これ劇場版の曲。Break your fate、普通に盛り上がる曲だけど、この曲ならではの個性は足りないかも。

早見沙織

これは面白い。音程の動かし方も発音の仕方も豊かで、静かな曲枠で魅了していける数少ない人材。そういう方向、専業歌手だとELISAを筆頭にだいぶ辛そうだけども、本業の声優をしつつ必要に応じて歌うくらいでいけそうなのは強みでしょうか。
シンデレラガールズで誰が一番上手いかという話題をするとして、原田ひとみと全然軸が違うので比較は不可能です。

田村ゆかり

秘密の扉から会いにきて の口上で真の王国民を炙り出すセットリスト…!納税者ではない自分はついていけず、最後の「だ い す き だー」だけ入れました。周りで口上入れている人もそこそこ多く、「この人もその前の人も王国民だったのか」とその瞬間に気付くなど。その後のYou&Meは歌詞がモニターに出るイージーモードでした。ただ意外とほとんど全部覚えていたけれど。
ライブで跳びまくるのは5年〜10年前の文化なので、最近の若者はなかなか跳ばず、そのためこの田村ゆかりパートが一番会場が揺れていたのではないでしょうか。そしてグッタリするおじさん達。これの後にAquorsを入れるのは、動けなくなってる人が多くてちょっともったいなかった感。

Aqours

初めて見るAquors。曲多すぎて予習無理!と思いつつも、青空Jumping Heartは来るだろうと言われていたのでここだけ予習済み。あとの2曲は地蔵でしたが、アニメのMVと実際のユニットの動きをじっくり見られたのは良いことだったかも。μ'sと比べると個々が尖っていない感じはするけれど、全体として歌いながら大きく動いて曲の最後でアニメと同じ決めポーズ、よく出来ているなあと。

茅原実里

Paradise Lostは草。ただ最近の曲がもし出てきても全然わからなかっただろうから…。周りを見ていると、ゆかりんで盛り上がってた人達は割と盛り上がっていたような。そのへんの世代だしね。

総括

アニサマ、十分復活している…!
全体的な傾向として、近年のセトリと被ることを気にしなくなったことがあって、盛り上がりが戻ったひとつの要因かなと。数年に一度のヒットを毎年出せるわけがないので、だんだんとマイナーになったり、ノンタイアップ曲が披露されてファン以外が微妙になったりしますが、そんなことになるよりは有名曲を何度でもやるようにしたほうが良いのですね。今年はMCでやたらアニソン最高とかアニメありがとうとかそんな話をしていて、あるいはアニメ方面のスポンサーからも評判悪かったのかな、などと。そしてもう一つは、2013年辺りはひどかった「1曲だけやってよくわからんまま引っ込んでいく」出し方が少なくなったこと。
アニサマ全般ではなくてこの日の話に戻すと、特に前半が大当たりでした。どちらかというと脇役の人達が、ベストの曲とパフォーマンスを出してきた。アニサマは「全体の3割くらい退屈」というイメージを持っていましたが、この日についてはそんなこともなく、フルにアニサマを楽しんでしまいました。